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眞鍋かをりさん、ワイドナショーでド正論を言っただけでマスコミにまで炎上させられる異常事態 | ニコニコニュース



元祖ブログの女王の異名を持ち、グラビアやニュースキャスターとしても幅広く活躍されていた眞鍋かをりさん。現在もコメンテーター業を中心として精力的に活動されています。その眞鍋さんがフジテレビ「ワイドナショー」に出演された際、東京都知事選に出馬を表明している蓮舫さんなどに対し放った「正論」が一部界隈の怒りを買ってしまったようです。

眞鍋かをりさん、正論をぶつけるも炎上させられる

タレント・コメンテーターとして活躍中の眞鍋かをりさん。ワイドナショーで「国政の構図が都知戦に流れてきてしまっている、野党は批判ばかり」と蓮舫氏に絡めて野党批判をしてことで袋叩きにあっています。

あまりに酷い言葉というか、誹謗中傷でしかない「どこかの界隈」が大好きな言葉「ヘイト」としか思えないような内容。女子大生「買春」問題で新潟県知事を辞任したことでおなじみの米山隆一氏が、なかなか興味深いことを仰っていました。(今回の件とは無関係でも批判は許されるんですよね?)

こういったポストも眞鍋さんにヘイトが向くことをわかっていてやっていると思われ、実際にこのポストの引用やリプライには吐き気がするほどの「眞鍋さんへの」誹謗中傷が集まっています。こういう場合、タレントに批判の矛先が向かないようにするのが「議員」様のお役目だと思いますけどね。

なぜか著名人から叩きまくられる……

これらの件に関して日刊ゲンダイに掲載された文章を、ラサール石井氏ご本人がXにポストしていました。まあ「ネトウヨ」などと公の場で発言しちゃうような人の文章をまともに読むのもアレですけれど、眞鍋かをりさんが炎上させられた理由が詰まっているので目を通してみてはいかがでしょうか。

筆者としては唐沢俊一さんのポストが圧倒的に的を射ているなと感じました。ハッキリ言ってこの叩き方は異常ですし、フェミニストの方々が擁護しないのが不思議でなりません。(わかってますけれども)

公職選挙法違反スレスレというかほぼアウトなことをしておいて、それに対する批判も許されない空気とは片腹痛い状況。眞鍋かをりさんの正論が言論弾圧によって叩かれることで、誰も正論すら言えなくなってしまう恐れがあります。あと三四郎の小宮さんも仰っていましたが、シンプルに怖いです……。

【眞鍋 かをり(まなべ かをり)】
生年月日:1980年5月31日  血液型:A型
出身地:愛媛県
2000年に日テレジェニックに選出されブレイク、グラビアを中心に人気。2004年頃から「ブログの女王」と呼ばれるようになり、現在でも「元祖ブログの女王」と呼ばれることが多い。その後は女優としても活躍、マルチタレントやコメンテーターとしても人気となった。幾度となく政治家への転身を報じられるも本人は否定している。

source眞鍋かをり「公式プロフィール」



画像が見られない場合はこちら
眞鍋かをりさん、ワイドナショーでド正論を言っただけでマスコミにまで炎上させられる異常事態


(出典 news.nicovideo.jp)

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「#パパ活初心者」「#パパ活大阪」「#パパ活募集」――。

X(旧:Twitter)で「パパ活」と検索すると、このようなハッシュタグをつけた投稿が多数見つかる。パパ活とは、パパと呼ばれる男性と、食事やデート、ときには性的関係を持ち、金銭的授与を受けることを指す。

最近ではドラマの題材にもなっているように、年々認知度が高まっている言葉だが、もちろんそこには高いリスクもあり、金銭授与の際の諍い、男性側に恋愛感情が入るなどが原因で、殺人、殺人未遂事件も起きている。

この一筋縄ではいかないテーマを扱っているのが、現在隔月刊青年向け漫画雑誌グランドジャンプめちゃ』にて連載中のスワイプ』だ。原作者はフリーライター、グラビアアイドルの渡辺ありさ氏。どういった経緯で作品化されていったのか、そして彼女が見てきたパパ活のリアルな実態とはーー。

◆女性からの反響が大きかったのが意外

――テーマがテーマだけに、反響はかなり周りであったんじゃないですか。

渡辺ありさ(以下、渡辺):そうですね。友人からの反応も多かったんですが、実際にパパ活女子の方が読んでくれて、それをツイートをしてくれて“プチバズ”が起こったのが、個人的には嬉しい出来事でした。男性青年誌に連載されている漫画なので、セクシーなシーンがほぼ毎回入っているにもかかわらず、女性読者からのフィードバックが結構あったんですよね。

――男性青年誌において珍しいことのような気がします。

渡辺:それほど“当事者性”を持ったテーマなんでしょうね。いま普通に働いている人でも、過去に手を出してしまったことがあるとか。アプリで会っておじさんと寝て……みたいな内容だけではなく、男女関係のドロドロしたところを厚めに描くよう意識しています。

◆“専業”のパパ活嬢は「ほとんどいない」

――渡辺さん自身、なぜこの題材を取り上げようと思ったんですか?

渡辺:ライターや漫画原作以外に、グラビアもやっているんですけど、「ミス東スポ」になったあとに、東スポさんで連載をさせてもらえるってことになったんですね。いろいろと、やりたい題材を挙げていくなかで、一番編集者に刺さったのが、「私の友達がパパ活してる」話でした。グラドルがギャンブルの話で連載をやるっていうのは結構あったんですけど、「パパ活」は意外と今までなかったので面白がってもらえて。

――たしかに、ファンがいる人がパパ活を取り扱うのは、チャレンジングなことですね。

渡辺:そこからは、自分のツテを駆使したり、それこそパパ活アプリを使って、「面白い話聞かせてください」と、パパ側に会ってみたりっていうのを積み重ねて、半年ぐらい連載しました。虚実入り混じってはいますが、小ネタの部分は、大久保公園周辺を変なYouTuberが毎日歩き回っているとか、なるべくリアルに起こってることを入れるようにしています。漫画になったきっかけは、その連載を読んでいた編集者が声をかけてくれた形ですね。

――いま、パパ活は“専業”でやっている人が多いんですかね?

渡辺:ほとんどの人が専業ではないですね。多いのはタレントさん。芸能だけで食べていくのはハードルが高い業界だったりするので……。あとは、女子大生ラウンジ嬢、メンズエステ勤務とかが体感としては多いイメージがあります。相場的には食事で1〜2万円、「大人(※性行為)」で5万円で会うみたいですね。見た目は派手な感じな子もいれば、ユニクロ中心のコーデも、地雷系ファッションの子もいます。

◆“海外パパ活”をする前には「遺書」に近い書き置き

――相場の話なんですが、地域差もあるような気がしますね。

渡辺:たしかにピンキリですね。地方によっては1.5万円で体を売る子もいますし、「海外パパ活」なんかは常軌を逸していて、中国とか海外に一週間滞在して、200万ほどもらって帰ってくるみたいなんです。

――それは、1日中一緒にいるスケジュールですか?

渡辺:いえ、お昼は“パパ”が仕事をしているので、その間はお買い物に行ったりとか自由にして夜だけ一緒に過ごすみたいなスタイルです。気に入ってもらえたら、マンションを買ってくれるケースもあるようで、そこに毎年行く……みたいな。コロナ前はそういった“海外パパ活バブル”みたいなものがあったみたいです。

――海外だからそこまでインフレを起こしているんですかね。

渡辺:額は向こうの方が大きいんでしょうけど、日本でも、いわゆる“港区女子”が20人ぐらい集まった正月のギャラ飲みで、2時間で一人14万円をもらった話を聞きました。おそらく、よっぽどの富豪が主催していたんでしょうね。全然違う世界の話すぎて……。

――そこには何かしら危険性がはらんでいるはずなのに、目先のお金が優先されるんですね。

渡辺:特に海外でパパ活するなんて、何があっても事情がわからないじゃないですか。知り合いの子は、「いついつまでに連絡がなかったら事件に巻き込まれたと思ってください」などと、 連絡を残してから飛び立っていると言ってました。そこまでしてパパ活するのは、自分が一番高値で売れるうちに稼いで、貯金するなり、留学するなりしたいからだと。ただ、やっぱり聞いていて、老婆心ながら心配になっちゃいますよね。そんなに無理しなくていいのに……って。

◆「1人1万」…回転率を上げることを重視するケースも

――今すぐお金がほしい人、月のお小遣いが多少増えればいい人、事情によってリスク度も変わってきそうです。

渡辺:パパ活とは違いますけど、“立ちんぼ”をしている子で、1人1万で回転率を上げて、一日10人で10万円みたいなことを言っていて、「病気は怖くないのかな……」とか思ったりします。

――ちなみに、パパ活の形態は食事や買い物、性行為が一般的なんでしょうか。

渡辺:そうですね。ただ、「SM専門のパパ活」っていうのもあるみたいなんですね。SなパパとMの女の子、MのパパとSな女の子、性癖同士でマッチングさせるという。それ自体は、「交際クラブ」という、男女ともに審査が必要な、パパ活とは形態が違うところに所属する必要があります。

◆「他人事」のように話す“パパ”達

――先ほど、パパ側の人も会っていると話していましたが、どういう人が多いんですか。

渡辺:私が会ったのはすごい普通というか、むしろちゃんとされてた方でしたね。ビシッとスーツを着ていて、外資系企業に勤めていると言っていました。アプリに登録している理由としては、「若い女の子と話がしたい」と。職場が男性ばかりで若い人もいなくて、でも結婚していて、奥さんも子供もいて、自由に遊べなくて癒やしがほしい……みたいなところが動機でしたね。ただ、話を聞いていて、違和感を覚えることがあって。

――「違和感」とは?

渡辺:どこか「他人ごと」みたいに話すんですよね。「いやあ、今時の子は大変だよね」というように。いつの時代も、売春の問題がメディアで報じられるとき、売る側、女性のほうだけがクローズアップされてるのは非対称性を感じるというか、男性側に何の責任もないのかって言ったら、そうじゃない。「買うあなたも当事者なんじゃないですか」って思っちゃうんですよね。

――この話題自体、すでにカジュアルなりすぎているんでしょうね。

渡辺:以前は「援助交際」という名前で、アングラな印象はあったんですけどね。『スワイプ』に関しては、 私自身、「これらは全てフィクションです」っていう前提で打ち出しているので、この漫画を通じて何か社会に訴えたいことがあるわけではありません。でも、このセンシティブな題材を、エンタメとして消費するだけになってしまうのは良くないということも理解しています。漫画とは別に、社会問題としての「パパ活」について、自分自身がもっと考えを深めていかなくてはと思っています。

<取材・文/東田俊介>























































【東田俊介】
大学を卒業後、土方、地図会社、大手ベンチャー、外資など振り幅広く経験。超得意分野はエンタメ

『スワイプ』(集英社)


(出典 news.nicovideo.jp)

パパ活』(パパかつ)は、2017年6月26日から毎週月曜0時にdTV・FODで配信開始された日本のインターネットテレビのドラマ。主演は渡部篤郎、脚本は野島伸司。 視聴者の好評に応え、同年10月12日(11日深夜)より毎週木曜0時55分 - 1時25分 (初回のみ1時25分開始)…
12キロバイト (1,608 語) - 2024年5月20日 (月) 06:25

(出典 nmaga.com)


パパ活においては、お金を出す側が偉いとかすごいという風潮もありますが、本当に健全な関係性であればお互いが尊重し合い、対等な立場で関わることが大切なんだと思います

<このニュースへのネットの反応>

【グラドルが語るパパ活の“買う側”に感じる違和感、現役グラドルのリアルな声】の続きを読む

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中年男性は現実が見えてない?「なぜおじさんは若い女性と付き合えると勘違いするのか」という疑問に反響 | ニコニコニュース



最近では高橋一生さん(43)と女優・飯豊まりえさん(26)の17歳差での結婚が記憶に新しい「年の差カップル」。こうした例がたびたび話題になるせいか、「親子ほど年下の女性でも恋愛関係になれる」となんとなく思っている男性は珍しくないのでは。

ガールズちゃんねるに5月下旬、「なぜおじさんは若い女性と付き合えると勘違いするのか」というトピックが立ち、注目を集めた。トピ主は自身の年齢など明かしていないが、

おばさんの場合は若い男性と付き合えるなんて勘違いまずしませんが、それに比べておじさんは現実が見えてない人が多すぎませんか?」

と問いかけている。これだけの投稿だが、トピックには共感する女性からコメントが相次ぎ、4000件を超える盛り上がりを見せていた。(文:篠原みつき)

「転生モノと一緒だと思う 現実逃避してるんだと思う」

トピ主の疑問に対して反対する人はほとんど見られず、こんな考察が飛び交っていた。

「いつまでも若いままだと思ってるのかな 単純に若い子が好きなのかな」
「芸能人の歳の差婚見てると俺もいけるって思うんじゃない?」
「仕事や立場上愛想を振り撒いてるだけの女性を見て勘違いしてる」
「転生モノと一緒だと思う 現実逃避してるんだと思う」

冷静にツッコミや分析をする人をはじめ、よく遭遇することがあるのか「職場とか学校とかで突然手を握ってきたり付き合ってることにされたりは本当にキツかった」と誤解された経験を書く人も。ほかにも

「婚活してる時に、40、50代でも、20代女性を狙ってる男多かった。収入と安定した仕事があればいけると思うらしいよ」
「ガチの理系の職場によく派遣で行くんだけど、普通に笑顔で挨拶したり丁寧に接すると勘違いして言い寄ってくるおじさんがたくさんいる 女慣れしてないんよね」

といった勘違いおじさんに出会ったエピソードがチラホラ。「金で若い子が買えると思ってるならまだわかるけど、本気で若い子と話が合って向こうから性的対象として見てもらえると思ってるおじさん割と普通にいてびっくりする」という声に、筆者も同感だ。

一般的に若い女性が、たとえば職場の上司やお客さんなどに愛想よく振舞うのは恋愛対象だからではない。仕事だからだ。上司のことを本当に尊敬していたとしても、恋愛対象にまでなることは稀だろう。話が弾むので「いける」と思って誘い続けたらセクハラで訴えられたという事は珍しくない。

「10歳差以上の年の差婚には年収1000万円以上は必要」

ただ、有名人でなくとも年の差カップルは世の中に存在している。しかし大抵の場合は、人としての魅力や相性の良さだけでなく、男性側に「経済力」があることが大事になってくるようだ。

婚活事業を展開するIBJのコラム「年の差婚を希望する男性の婚活戦略」によれば、「男性が5歳以上の年の差婚を成功させるには、最低でも年収700万円以上ないと難しい」そうで、

「もし10歳差以上の年の差婚を希望するのであれば、年収1000万円以上は必要となってきます」

とも書いていた。年齢が高くても「経済力」や「大人の余裕」を見せることで、若い女性と交際、結婚できる可能性も出てくるらしい。

同じく同社が4月に発表した「成婚白書」でも、「年収が高い男性ほど、成婚相手との年齢差が大きい」という調査結果を紹介している。年収1000万円未満の場合は年齢差は5歳以内にとどまるが、年収1800万以上になると7~8歳差になるのだという。

しかし問題は、経済力が無くても若い女性と余裕で付き合えると思っている男性が多そうなことだ。それだけ男性は女性に「若さ」を求めているのかもしれないが……。高収入の人がそれほど多くないように、年の差恋愛もさほど一般的なことではない。悪気はなくても職場などの若い女性をしつこく誘って困惑させるのは、やめておいたほうが無難だろう。

中年男性は現実が見えてない?「なぜおじさんは若い女性と付き合えると勘違いするのか」という疑問に反響


(出典 news.nicovideo.jp)

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■「目立つくらいなら不便に耐える方がまし」

高齢患者さんを診察していると、老化や病気などに伴い足腰が弱まっている人も少なくない。そうした人にとって非常に厄介かつ危険ともいえる問題が、「エスカレーターの片側空け」だ。

「片側空け」とは、エスカレーターを歩行したい人のために、右側もしくは左側を歩行用通路として空けるもので、とくに駅構内で多くみられる現象だ。すっかり定着している正統派マナーであるかのようにも見えるが、じつは正統派どころか、今すぐ廃止されるべき「因習」であると断ずるほうが正しい。

その理由は輸送効率の低下だけではない。接触や転落事故といった危険をもたらすことはもちろん、杖をつく人や、立つ側によっては体を支えきることができない人にも大きな不便を強いるものだからだ。これらの観点から、もう何年も前から止めるべきとの指摘が再三なされていることをご存じの方もいるだろう。だが今なお、いっこうに改められないままなのである。

この問題は、これまでもプレジデントオンラインをはじめ、多くのネットメディアやSNSでも取り上げられてきた。神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏は「エスカレーター二列使用者からひとこと」という題で新聞に寄稿したといい、「これ、日本人の宿痾です。『目立つくらいなら不便に耐える方がまし』なんです」とXで指摘している。

■「片側空け」の発端は前回の大阪万博だった

後述するが、鉄道各社も一応はポスターや自動音声などでエスカレーター内の歩行に注意するようアナウンスしてはいるものの、あくまでも「お願い」レベルのものであって、その呼びかけは「歩きスマホ」や「駆け込み乗車」にたいするものに比べると、ずいぶんと控えめだ。

一方で、埼玉県名古屋市といった地方自治体では条例を制定して「エスカレーターは両側に立ち止まって乗ろう」との呼びかけをおこなっている。

ただ、2021年10月に条例を施行した埼玉県では、施行3カ月後には歩行する人が施行前の60%から40%にいったん減ったものの、施行後1年ですっかりもと通りになってしまったとのことで、これも抜本的な解決策となったとは言いがたい。私が通勤で利用する私鉄、JR、東京メトロ各線でもいまだに右側が「歩く人用」に空けられ、時間帯によっては左側に長蛇の列ができている。

そもそもエスカレーターで片側を空けて急ぐ人に歩かせるシステムを作ったのは、大阪の阪急電鉄梅田駅において「片側空け」を呼びかけたことが発端とされる。

それは1970年大阪万博の直前で、当時の先進国で当然とされていた「片側空けマナー」を日本でも普及させることで、日本も先進国の一員として恥ずかしくない姿を見せるためだったと言われている。なんと前回の大阪万博がこのような非効率かつ危険な「因習」を作ってしまったのだ。

■今度は「歩行をためらうエスカレーター」を設置

その重大な責任を感じているのかは不明だが、今回の大阪万博では自ら作った因習を打破しようとする奇妙な試みが行われるという。

それは万博の開幕に先駆けて25年1月末に開業する大阪メトロ夢洲(ゆめしま)駅で、「片側空け」をさせないように誘導するエスカレーターを導入するというものだ。

万博会場の最寄り駅となる同駅では、会期中、1日当たり約12万6000人の利用者が想定されている。電車は2分半間隔で到着するため、多くの来場者がホーム中央の3台並列の上りエスカレーターに集中することは必至だ。そこでいかにホーム内の人の滞留を抑止し、エスカレーターに効率良くかつ安全に利用客を誘導するかが重要な課題なのだという。

では、具体的にどのようにするのか。

「片側空け」をさせないよう誘導するエスカレーターを開発した日立および日立ビルシステムによると、その試みとは、エスカレーターに仕込んだ複数のLED照明によって、歩行をためらい両側に立つ行動を利用者に呼び起こそうとするものらしい。

はたしてこれに効果は期待できるのだろうか。日立ビルシステムの広報担当者によれば「すぐに大きな変化は起こるものではないかもしれないが、利用者にちょっと意識していただくきっかけになれば」とのことである。

■なぜ鉄道各社はこうも及び腰なのか

これは「ナッジ理論」を応用したものらしい。ナッジ理論とは、行動経済理論のひとつであり、人の意思決定や行動を強制や指示ではなく、「そっと望ましい方向に促す」ことで変容させるものだという。

例えばトイレに貼られている「いつもきれいにお使いいただきありがとうございます」や、コンビニのレジ前の床に列の方向と間隔を示すために描かれている「足跡」が、これに当たる。

条例でも変えられないことから、このような手法が試されることになったのだろうが、それ以前に、鉄道各社の対策は、はたして十分になされてきたと言えるだろうか。

以前、私は駅係員にエスカレーター片側空けの解消をなぜもっと積極的におこなわないようアナウンスしないのか尋ねたことがある。しかしその際の返事は「おっしゃるとおりなのですが、やはりお歩きになりたい方もいらっしゃるので……」という、なんとも腰の引けたものであった。

じっさいJRのある駅で流れている自動音声も「歩行は思わぬ事故の原因となるためご注意ください」というものだ。これを聞けば「気をつけさえすれば歩いてもよい」と勘違いする人もいるだろう。なぜ鉄道各社は、片側空け対策にこうも及び腰なのだろうか。

■そもそも健常者が速く上がるための装置ではない

ここで誤解している人がいる可能性があるので再確認しておきたいが、そもそもエスカレーターは、足に障がいがなく脚力が衰えていない人、いわゆる健常者にとっては、早く階上に上がるための装置ではない。

一般的なエスカレーターの速度は0.5m/秒であるが、これは健常者が階段をふつうに上がる速度(平地の歩行速度1m/秒の40%遅い速度、すなわち0.6m/秒)よりもやや遅いからだ。早く階上に上がりたい場合には、階段を上ったほうが、断然速いのである。

つまりエスカレーターは、階段を速く上れない人が、健常者と同じくらいの所要時間で階上に到達できるようにするために存在している装置、すなわちバリアフリーの装置なのである。先ほど紹介した「お歩きになりたい方もいらっしゃるので」と言った駅係員には、この視点が完全に欠落している。

そして現状では、この「お歩きになりたい方」が最優先に扱われ、それ以外の人、すなわち階段を上ることのできない人が、長蛇の列に黙々と並ばねばならない空気に支配されているのである。

ナッジ理論も悪くはなかろうが、障がいのある人や、脚力の弱っている人が健常者に道を譲っているこの現状は、一刻も早く変革せねばならない。そのうちに皆の意識が変わって……などと言っている場合ではないだろう。

■大型連休中の東京駅で見た「やればできるじゃないか」

ではどうすればいいのか。

先日、ゴールデンウィークの真っ最中にはずせない所用があって、東京駅から東海道新幹線を利用することになった。覚悟はしていたが想像通りの大混雑。そのとき新幹線の改札を入った先のエスカレーターでは、駅係員が横に立ち、次々と押し寄せる利用客にたいして「片側を空けずに両側に立ち止まってお乗りください」と連呼していたのだ。

大きな荷物を持つ人が多かったこともあろうが、そのエスカレーターでは誰一人歩行することなく、整然と両側立ちが実践されていたのである。やればできるじゃないか……私はそう思った。

おそらくけっして安価ではない「最新の高性能エスカレーター」、しかもそっと意識変革を促す実験を万博会場でおこなったところで、その後の日常が変わるとは到底思えない。東京駅での駅係員がおこなっていたような「今すぐできること」を、なぜ日常的に実行してこなかったのか。

まずは1カ月、朝夕のラッシュ時間帯だけでもいい。全国一斉に、同時多発的に鉄道各社が各駅で、毎日毎日「片側空け禁止」「歩行禁止」とハッキリと利用客にアナウンスするキャンペーンを行うだけで、かなりの効果が期待できるのではなかろうか。そのマンパワーがなければ、エスカレーターのステップに「片側空け禁止」「歩行禁止」とド派手な色彩で描けばいい。LEDのような高価な細工など必要ない。

■エスカレーターを歩く人は、時間の使い方が悪い

そしてこのキャンペーンについて説明する際には、歩行と片側空けは接触事故の危険の原因となるだけでなく、身体の不自由な人を長蛇の列に追いやる「迷惑行為」に該当することを、ハッキリ認識できるようアナウンスすることが必要だ。

そもそもエスカレーターを歩行したからといって、立ち止まって乗るのと比較して、たいして時間の節約にはならない。先ほど紹介した速度から「半分の時間で上がれるじゃないか」と思う人もいるだろうが、20mのエスカレーターであっても40秒が20秒になるだけだ。20秒の時短にどれだけの意味があるというのだろうか。

SNSでは「右側に立ち止まっていた人がいたせいで電車に乗り遅れた」などと愚痴を投稿している人がいるが、たった20秒程度で乗り遅れてしまったのなら、それは立ち止まっていた人のせいではない。そこに至るまでの時間の使い方と読み方が間違っていただけだ。

歩きスマホ」で寸暇を惜しんで情報収集し、「エスカレーター歩行」で数秒早くプラットホームに到達、「駆け込み乗車」で一本でも早い電車に滑り込む……。これらをおこなっている人は、自分のことを効率的で時間を有効活用している人間だと思い込んでいるかもしれないが、それは大きな勘違いだ。自分の行動によって迷惑する人が生じても気にしないという、極めて自己中心的な考えなのだ。

■自信を持って「歩行」をブロックしよう

この「因習」がおかしいと思いながらも、つい片側空けに「協力」してしまっている皆さん、自己中心的な行動に道を空ける必要などない。今すぐ両側交互に立ち止まって乗ることを実践しよう。

やり方は簡単。前の人が左側に立ったら右に立てばよいだけだ。あなたが「お歩きになりたい方」をブロックすることで、エスカレーターを上ることのできない人を、長蛇の列から救い出すことができるのだ。きわめて真っ当な行動ゆえ批判される筋合いなどない。自信を持ってブロックしよう。

もしその自信が持てなかったら、せめてこの記事をプリントアウトして、駅係員に渡してほしい。あわせて片側空けを放置することは、健常者にたいする「非合理的配慮」であって、社会そしてあらゆる企業に現在求められている、障がい者にたいする「合理的配慮」と真逆のおこないであることを、教えてあげてほしい。

そして本稿を読んでいる鉄道各社関係者の皆さん、この「片側空けと歩行」が、輸送効率化や危険の問題はもちろん、身体の不自由な人をバリアフリー装置から追い出す迷惑行為であるとの認識を持って、「歩行禁止」の大キャンペーンを全国展開してほしい。

全国の鉄道各社が同時に本気になれば、1年もあれば人々の行動は変えられるだろう。もっとも1年後に「片側空け」がこの国から撲滅されたら、珍妙なエスカレーターを導入してしまった大阪万博が、また笑いものになってしまいそうだが。

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木村 知(きむら・とも)
医師
1968年生まれ。医師。10年間、外科医として大学病院などに勤務した後、現在は在宅医療を中心に、多くの患者さんの診療、看取りを行っている。加えて臨床研修医指導にも従事し、後進の育成も手掛けている。医療者ならではの視点で、時事問題、政治問題についても積極的に発信。新聞・週刊誌にも多数のコメントを提供している。2024年3月8日、角川新書より最新刊『大往生の作法 在宅医だからわかった人生最終コーナーの歩き方』発刊。医学博士、臨床研修指導医、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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※写真はイメージです - 写真=iStock.com/ooyoo


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 toyokeizai.net)


エスカレーターのマナーについては、地域や文化によって異なることもあるかもしれませんね。ただ、他の人のことも考えながら利用することが大切なのかもしれません。

<このニュースへのネットの反応>

【【馴染まず!!】エスカレーターの片側を歩く人はブロックしていいの物議】の続きを読む

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暑い夏にキンキンに冷えた麦茶は最高においしいですよね。麦茶はカフェインが含まれていないため、小さいお子さんがいる家庭でも重宝しているでしょう。

しかし、正しく保存しないと雑菌が増殖して食中毒につながります。おいしく長持ちさせるために、正しい保存方法を確認しましょう。

麦茶を長持ちさせる保存のコツ

麦茶を長持ちさせて安心して飲むための方法を紹介しているのは、『くらしのマーケット』Instagram公式アカウント(curama.jp)です。

それでは、麦茶を長持ちさせるコツを確認していきましょう。

プラスチック容器で保存しない

プラスチック容器は傷付きやすく傷付いた部分は洗浄しづらいため、雑菌が繁殖しやすくなります。

できるだけ長く保存したい場合は、隅々まで洗いやすいガラス製容器を使いましょう。

麦茶パックを入れたままにしない

麦茶パックを長時間入れておくと、雑菌が繁殖しやすくなります。

麦茶がお好みの濃さになったら麦茶パックを取り出して、冷蔵庫に入れて保存しましょう。

常温で粗熱を取らない

麦茶を作って常温で冷ますと、雑菌が繁殖しやすい環境になります。

できるだけ早く冷ますことが大切なので、桶やボウルに氷水を張り、その中に麦茶の入ったやかんをそのまま入れるなどして冷ましましょう。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

  

麦茶の正しい扱い方

麦茶を安全に楽しむためには、麦茶や麦茶パックの正しい扱い方を知っておく必要があります。重要なポイントをまとめたので、ここでしっかりチェックしておきましょう。

作った麦茶の保存期間の目安はどれくらいか

冷蔵庫に入れて保存した麦茶の保存期間は、作った日を含めて2~3日以内が目安です。常温で保存した場合、1日以上経ったものは飲まないようにしましょう。

麦茶は腐るとどうなるのか

麦茶が腐っている時は、『浮遊物が発生している』『ぬめりやとろみが出ている』『酸っぱい味がする』といった場合です。これ以外でも、見た目やニオイにちょっとでも異変を感じたら廃棄しましょう。

麦茶パックはどう保存すればいいのか

開封後の麦茶パックは高温多湿を避けて、密封できる容器や袋に入れましょう。また、湿気や外気に触れると劣化を早めてしまうため、冷暗所に保存してください。

麦茶を長持ちさせるための保存のコツを紹介しました。「間違った方法で保存していた」という人もいるのではないでしょうか。劣化を早めて食中毒のリスクを高めてしまう可能性もあるため注意しましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
curama.jp
※写真はイメージ


(出典 news.nicovideo.jp)

麦茶のサムネイル
麦茶(むぎちゃ)は、殻付きのまま焙煎した大麦の種子を、湯で煮出して煎じたり、水で浸出して作った飲料である。麦湯(むぎゆ)ともいう。 日本においては、夏に冷やした麦茶を飲む光景が風物詩となっている。大麦の収穫期は初夏であるため、夏の麦茶は新鮮で味も良い。冬でも温めて飲む場合もあり、加温販売されること…
14キロバイト (1,892 語) - 2024年2月12日 (月) 02:56



(出典 select.mamastar.jp)


私も以前プラ容器で麦茶を保存していましたが、やはり風味が落ちてしまうんですよね。情報ありがとうございます。今度からガラス瓶に保存してみようと思います!

<このニュースへのネットの反応>

【家で麦茶、プラスチック容器に保存してない?? だめらしい・・・】の続きを読む

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