フジ４番組、NHK８番組…ついにバッサリ斬られ始め旧ジャニーズ勢レギュラー番組の気になる〝今後〟


　番組終了は、旧事務所のことが理由だけではないと思う。もともと終わりにしたかったけ…もっと見る

　昨年４月にゴールデンに昇格、今や旧ジャニーズタレントで唯一のGP帯冠番組であるSnow Manの『それスノ』は……？(’20年１月）

「旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題が国内で大騒動になったのは昨年の秋。タイミング的に、テレビ各局の今年の１月改編にはまだ影響がなく、４月改編に多大なる影響を与えるとみられていたが、なんとも、旧ジャニーズにとっては厳し過ぎる現実が突き付けられてしまった」（放送担当記者）

　NHK、そして民放各局の４月改編が続々と発表されている。昨年大みそかの紅白歌合戦でジャニーズ勢を締め出したNHKはNHK総合以外からも〝排除〟することが明らかになった。『ジュニア』（元ジャニーズJr.）らが出演し、『ザ少年倶楽部』からタイトルを変更した『ニュージェネ！』など、BSで２本、『SixTONES』の『バリューの真実』などEテレで４本、『A.B.C-』の『STUDY!ぼくたちとみんなのラジオ』などラジオ２本の計８本の終了が発表されたのだ。

　旧ジャニーズの藤島ジュリー景子（57）前社長の古巣でもあるフジテレビは『KinKi Kids』の『KinKi Kidsのブンブブーン』、『TOKIO』の『トキタビ』に加え、『SUPER EIGHT』（元関ジャニ∞）の『SUPER EIGHTの あとはご自由に』、『Hey! Say! JUMP』の『いただきハイジャンプ』の終了を発表。

　JUMPの番組は改題し深夜に新番組の放送を予定している。それだけにとどまらず『嵐』相葉雅紀（41）がMCの『木７◎×部』は『相葉◎×部』に改題、木曜午後７時から関東ローカルの土曜午後４時半に枠移動する。

　日本テレビは嵐の冠番組『嵐にしやがれ』の枠を引き継いで’21年にスタートし、櫻井翔（42）がMCを務める『１億3000万人のSHOWチャンネル』に加えて旧ジャニーズ所属タレントが主演してきた月曜深夜のドラマ枠『シンドラ』も終了となる。


　そしてTBSではSnow Manの向井康二（29）と目黒蓮（27）がレギュラーを務めていた『アイ・アム・冒険少年』が終了。テレビ東京は、所属タレントの新規出演の見合わせを継続中だ。ただ、見合わせ前に契約したとして、同局の開局60周年ドラマで『King & Prince』（キンプリ）の髙橋海人（24）主演の新ドラマ『95』は４月にスタートするとしている。

　NHKと他の民放キー局が旧ジャニーズの起用に消極的な中で、相変わらず〝親旧ジャニ〟の姿勢を崩していないのがテレビ朝日だ。４月から『KAT-TUN』の亀梨和也（38）出演の『Destiny』、井ノ原快彦（47）主演の『特捜９』、木村拓哉（51）主演の『Believe－君にかける橋－』、キンプリの永瀬廉（25）主演の『東京タワー』のドラマ４本がスタートするのだ。

「見事に各局がバッサリ〝ジャニーズ斬り〟を繰り広げる中、テレ朝はスタンスを変えないどころか、まるで旧ジャニーズを〝救済〟するような立場になっています。

１月期の『なにわ男子』中心メンバー・道枝駿佑（21）が主演の連続ドラマ『マルス－ゼロの革命－』は視聴率３％台を記録するなど大コケしています。したがって固定ファンがいて視聴率が安定している『特捜９』以外は旧ジャニーズのタレントを起用したからといって、必ずしも数字が取れるとは限りません。

さらに、なにわの冠番組『なにわ男子の逆転男子』、TOKIOのリーダー・城島茂（53）の『週刊ニュースリーダー』でのキャスターも継続となっています。『相葉マナブ』は好調なので、これは継続も納得なのですが……」（芸能記者）


　気になるのは、テレ朝以外の局で残っている旧ジャニーズ勢が出演する番組の今後だ。

「フジは『Sexy Zone』の菊池風磨（29）がお笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍（45）とMCを務める『何か“オモシロいコト”ないの？』を残しました。午後11時スタートの深夜帯だし、菊池の単独MCではないので残したようです。しかし、４月から関東ローカルとなった相葉の『相葉◎×部』は、体よく打ち切りたいようにさえ見えてしまいます。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/dc02a2f964a4185ac7a590a8ebaf22a309f71831